Twilog 総合(2)

いまさら生き方を変えられない者同士の、のっぴきならず離れ難い関係が好きで。世界に背いてふたりで堕ちていくような性質の子がいない私の創作。背けない世界を自分もろとも破壊するひとならいる(由璋)。

愚かしく恋をするキャラが好きだし、恋愛感情を上回る矜持(逃れられぬ絆や果たすべき使命から来る自尊心と自制心)を持つキャラも好きだし。どっちも好きだとこうなる。

 

 

モブとの絡みとか、モブ目線のエピソードとか、楽しいよね…脳が暇になると、「銀果に名前を呼ばれて失神する人間の娘」「龍珠にガチ恋してウザがられる客」…など転がして遊びます。

 

 

王の持ち物の中で、耳飾りと靴は、王の肉体とリンクしていて一緒に成長する代物。他の装飾品や衣服などは、転生するたびにいちいち仕立て直したり、付け直したりしなければならない。冥のフープピアスもこれにあたるので、王は転生後に冥の記憶を取り戻すたび、自分でピアス穴をあけて付けている。

王がどんなにいつくしんだ傷でも、瑕瑾と見なされれば転生後の肉体からは消されてしまう。冥がはなむけに穿った王の左耳のピアスホールも、紅衣にとっては「美しい玉(ぎょく)についた傷」。由璋が王の胸に刻んだ刺し傷もまた、同じ。

 

 

 

王は寿眉のことも女だとは思ってなかった。いや最後まで別にそういう意識はないけど。むしろ少年と言うか…妃さんのことは逆に凄く、女性、だと意識してたと思う。だって妃さんが女だから(しきたり的に)王の結婚相手に挙がったわけだし、王の人生の中でも妃さんは女神様って感じ。

 

 

葉っぱが好きなので、室内で観葉植物をたくさん育てていて、土と水耕どっちもやってるけど後者のほうが好き。植物の根っこが好きです。葉が育つのと同じくらい、根が伸びていくのを見ていたい。きれいだと思う。王の生きてきた道もそうやって張り巡ってるんだと想像する。鎖のようだけど美しい。

根は生命そのもの、葉は生の謳歌、花は終わりの刻。そんなふうに感じるから、由璋には花のイメージがずっとある。可憐だと思う理由はここにあるのかも。

 

 

茉莉花の正体、キャラ紹介に書きたいからそろそろツイートしてしまおうかな。無闇に何もかもを「あとは本を買って読んでね」状態にはしたくなくて、塩梅に悩む。経験上、引っ張っても良いことないし…私は大前提として自分自身のために創作をしているので、例え誰からも相手にされなくともそれを理由に筆を折るのは有り得ないんですけど、ネット上に公開するのはやめてしまうかな〜と思う。人様に認識されなくても私の創作は存在するし、おおっぴらに痕跡を残したい願望もあまりないんですよね。自分の創作はエロ本だと思ってるからそう扱われたら本望だし、己の欲望を成形した変態性の塊を晒して済みませんくらいに思ってるけど、私はそれが好きなので…ためにならなくても、救えなくても、誰か巻き込まれてくれとは思ってます。

 

 

 

 

百華も言葉の上ではけっこう無神経だと思うのだが、彼の場合は行動で「こいついい奴」ってのがすぐバレる。ロンロンもそうだな。こういうタイプは誤解を生んでも弁明しないし、過ちをおかしても言い訳せずに内を向き黙々と懺悔する。周りが望まない信念に身を捧げてしまう。

 

 

 

CHAildそもそもの発端は、私がチラ裏で楽しんでいた「お茶の擬人化」というお遊びです。しかし、私の大紅袍への想い(妄想)とキャラをどこまでも掘り下げたい創作気質を以て、いつしか「大紅袍と呼ばれし者の伝説」みたいな大河ドラマ仕立ての物語になっていました。 

 

 

 

CHAildの女性陣は多少なりとも余裕があって面倒見のいいひとたちだけど、寿眉だけは自分もいっぱいいっぱいなのに反射的に他人を助けようとしてしまうちょっと危なっかしいタイプ。

 

 

出自や責務関係なく性質として、平時に赤の他人のためにリスクを冒すか否かだと、揺るぎない「守るべきもの」を決めている百華と龍珠と輔はそうそう助けないな。妃も無意識でそれに近い。1期の王も他人の運命に干渉しない(助けない)。黄芽はリスクと利益を天秤にかける。由璋はご想像の通りです。

茉莉花と寿眉は考えるより先に体が動いちゃう。銀果は慎重だけど、「助けない」という選択肢は持たないひと。

赤の他人の為に動けるその博愛は尊いし、自分の命を捧げる相手はこの世でただひとりだと誓ってるのも尊いし、君と僕以外全て滅べばいいってのも尊いね。みんな大切にしてるものがそれぞれ違うだけなんだな。

 

 

 

 

 

 

 

由璋は作画が一番楽しいキャラ。CHAildはストーリーより先にキャラを作るという初の試みをやった創作で、だからキャラクターの見た目に好きな要素を存分に詰めまくった。龍珠なんて性格も込みでやりすぎなくらい私の性癖の塊。

男性キャラは痩せてるほうが好みなのだ…しかも艶かしい痩躯ではなく病弱気味なほう(由璋)。でも王を描いてるうちに、もちもちな感じも好きになってきた。バキバキの筋肉はまだ好きになれてない。若い頃の百華さんをもっと描いてみるか…!

 

 

私は「火の鳥」を読んで育ったから、いくつもの愛別離苦を胸に刻んでしまった者が、ひとり悠久の命を与えられるのは罰だと思ってる。王は400年も生きないけど「たいへんよく生きました」だよ。何千年とかいうレベルを知性有して生きるキャラクターなんて、眩暈がしてとても描けない。

 

 

撫でた温もりか爪痕かどちらでもいいから残れと思う。

 

 

CHAildは出逢いの数だけ別れがある物語だから、ほとんどのキャラ同士に別れのシーンが存在していて、私は王と百華が…数ある別れの中でも特に辛い。産まれた時からずっと一緒で、でも最後に愛情がすれ違って、わかり合えなくて、ふたりのたくさんの思い出が悲しくて尊い。いやもう全部つらいっす…(弱虫)

 

 

王は、好きなひとが昔の恋人からもらった物を身に付けてても何とも思わないどころか、それにまつわる思い出とか訊いちゃうし、どんなふうにその相手を愛して、愛されてたのか知りたいと思っちゃうタイプ。この点は茉莉花も王に似ている。

妃さんは細かいこと気にしないし自ら詮索もしないけど、相手が話したがれば聞く。龍珠は興味ない素振りをするが思考は妃に近い。寿眉は聞きたがる上に嫉妬すると思う。幼さ故もあるけど、自分も贈り物をして上書きさせようとするかも。由璋は明確に「いやだ」って意思表示はするけど、「外せ」とか「捨てろ」はないだろうな〜というのがある。「そんなもの、早く価値がなくなればいい」って恨み言は言いそう。由璋って自分勝手なのに駄々っ子になり切れてないんだよな。

 

 

 下書き大量にある…勿体ないかな。

 

 

 

カラーリングを紐付けに用いる。わかりやすいから。同じ色味が入るキャラクターには共通点がある。白や黒のキャラは「王との関係をさだめられし者」。妃、百華、輔。紫は「王の前から消えてしまう幻」で、龍珠の他に由璋にも紫を使ってる。由璋は、王と恋愛ないしそれに近い関係になる緑と黄にも該当する(緑と黄はまりろん、黄は妃にも使用)。青と金は「王の生の苦しみに触れた者」(銀果、寿眉。青は龍珠にも)に共通する色で、2期のテーマカラーでもある。

 

 

私は根に体格差好きな嗜好があるから…もちもちの王と折れそうに細い妃さんとか、健康体な王と病弱で痩躯な由璋とか、王よりさらにガタイの良い百華とか、2期王と寿眉の身長差とか、3期王とまりろんのハッキリした性差と肉体年齢の差とか……とかー!

 

 

 

王の美しさを象徴するのは表情であって欲しくて、高身長じゃないし骨太でムチッとしてるし半裸の野生児だけど、表情から出る魅力が全体の造形をも美しく見せるような存在にしたいと思ってる。表現力を磨こうな……印象と体型にギャップがあること褒めてもらえたのが嬉しすぎて語ってしまった。ありがとうございます。

 

 

ゆいしょうのこえ、みどりかわさんでさいせいされるといわれてわたしはしにそうです。

同じかたに、王は鈴村さんだとも言われました…

私の中で妃はまつもとりかさんです。低めのセクシーな声…メガラみたいな。